白百合中学校テニス部が全国中学生テニス選手権大会に出場
update 2003/8/15 11:56
白百合中テニス部が18、19の両日、岐阜県で行われる第30回全国中学生テニス選手権大会(日本テニス協会、全国中学校テニス連盟主催)の女子団体戦に道代表として初出場する。同大会は中学硬式テニスの最高峰の大会であり、同校の初戦の相手は東京の強豪校。だが、2年生中心のメンバーは「思い切りプレーして、来年につなげたい」と気負うことなく、無欲の挑戦を誓っている。
団体戦の選手登録メンバーは、岡田萌、江口遥奈、山本理世(以上3年)、奥村智美、工藤寿美、本谷理紗、滝澤祐衣、佐藤由佳、伊野可奈子、赤崎衣里子(以上2年)。順にダブルス2試合、シングルス3試合を戦い3勝した方が勝ちとなる。
全国出場権をかけた道予選は3回目の挑戦。過去2回はいずれも準優勝で涙をのんでおり、「今年こそ」という強い思いで“3度目の正直”を手に入れた。主将の岡田は「チームワークの良さを発揮できた。とにかくうれしかった」と振り返る。
全国大会では1回戦で、東京代表の山脇学園中と対戦。レベルが高い学校がそろう激戦区の関東を勝ち抜いた強豪校。岡田は「最初は正直言って不安になったが、自分たちのプレーをするだけ」と、きっぱり。自身はダブルスでの出場が濃厚で、「先に試合をするので役割は大きい。後が楽に戦えるような試合にしたい」と、チームリーダーとしての強い責任感をにじませる。
「2年生選手が出場できることは、今後のチームにとって非常に意義のあること」と指導する秋葉芳樹監督。全国行きで選手の意識も徐々に変わってきているといい、今後の成長を予感させる選手は、大きな意欲を持って全国に向かう。
提供 - 函館新聞社
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