30日、ドライブインシアター

update 2003/8/13 12:05

 函館市と函館開発建設部は、30日午後6時15分から緑の島で、ドライブインシンポジウム&シアター「来て、見て、発見!函館港!〜もっと楽しいみなとまちにしてみたい」を初開催する。港の活用法などを話し合う基調講演とパネルディスカッションを開くほか、映画上映も実施。市民が車の中から“耳と目”で参加できるイベントとして注目を集めそうだ。

 同シンポジウムは、市が2005年をめどに「函館港港湾計画」の改訂作業を進めていることから、市民参加型の計画づくりと、港湾施設の有効活用を目的に開く。

 市港湾空港部によると、緑の島内の未整備部分を会場に、約10メートル幅の特設ステージを設け、その前に参加者の車が並ぶ。ステージには縦5メートル、横10メートル程度のスクリーンを設置、音声をFMラジオで発信することで、後部の車の中からもシンポジウムや映画が見られるよう配慮する。

 シンポジウムは日没予定時間に合わせ、午後6時15分から開催。日本港湾協会理事長の栢原(かやはら)英郎氏による基調講演のほか、山形敦子さん(FMいるかパーソナリティ)白川皓一さん(NPO法人羅針盤理事長)佐藤尚子さん(みなとから見た函館のまちづくりを考える会代表)高瀬勝彦氏(函館青年会議所理事長)の4人がパネルディスカッションを行い、港づくりの在り方を考える。

 また、シンポジウム終了後の午後8時からは函館を舞台にした映画「パコダテ人」を上映する。

 市、開建は参加申し込みを20日まで受け付けている。募集する台数は150台程度で、パンフレットは市港湾空港部などで配布している。希望者は往復はがきに必要事項を記入の上、041―8799、函館北郵便局留「ドライブインシンポジウム&シアター事務局」まで郵送する。問い合わせは同事務局TEL41・8390。

提供 - 函館新聞社



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