七飯町で窓ガラス相次ぎ割られる
update 2003/8/12 11:02
【七飯】七飯町内で6日から11日にかけて、同町大中山の大中山小学校と大中山中学校、同町大川の松の木町内会館と東大川振興会館の4カ所で、窓ガラス計33枚が割られた。いずれも何者かが深夜から未明にかけて、投石などで割ったとみられ、函館中央署は器物損壊事件として捜査している。
大中山中では6―7日に、1階生徒会室の4枚が割られた。9日午後6時半ごろから10日午前6時半ごろにかけても、1階放送室や2階図書室などの計14枚が割られているのを、見回り中だった岩上猛校長が発見した。
また10日夜から11日未明にかけて、大中山小の校長室と放送室の2枚が石のようなもので割られた。松の木町内会館では玄関や大ホールの10枚に、直径5―10センチの石が投げられた跡があった。東大川振興会館でも同様の手口で、玄関の自動ドアのガラスなど3枚が被害に遭った。
東大川町内会によると、振興会館近所の住民が、11日午前3時―同3時半ごろにかけて、大きな物音を聞いていたという。
事件を受け、七飯町教委は11日、町内の小中学校12校にパトロールの徹底などをファクスで通知。14日に小中の校長会を開いて対応を決めるほか、2度の被害に遭っている大中山中は「敷地内進入禁止」の看板2基を設置するという。
松の木町内会の川上利一会長(69)は「会館ができた1996年以来、初めてのこと。連続して発生しているので早く犯人が捕まってほしい」と憤りを隠せない様子。大中山中の岩上猛校長(59)は「気を付けていただけに本当に残念。早くなくなってほしい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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