台風10号で交通機関大乱れ
update 2003/8/10 13:09
9日の道南地方は発達した前線と台風10号の接近で終日、雨が降り続いた。台風10号は同日夜に道南に最接近した。この影響で空、海、陸の交通機関に欠航や遅れが相次いだほか、一部の道路が通行止めとなった。帰省ラッシュと重なった函館空港では、足止めされた乗客らで混雑した。
函館海洋気象台によると、8日の降り始めから9日午後11時までの総雨量は、江差で135ミリ、八雲119ミリ、長万部103ミリ、森98ミリ、七飯町大沼97ミリ、函館56ミリ。
集中豪雨により、渡島・檜山管内では9日、国道228号の上磯町矢不来―茂辺地間2・3キロと、道道乙部―厚沢部線のうぐい川睦橋仮橋付近1・9キロが通行止めとなった。また、函館市内では一般住宅1戸が床下浸水した。
また、台風の影響で、空の便ではNAL(中日本エアライン)の富山―函館線1往復2便、ANK(エアーニッポン)の仙台―函館線1便が欠航。JAL(日本航空)の東京―函館線の2時間を最大に、出発便や到着便の遅れも続いた。
JRでは、函館―上野間の寝台特急北斗星2往復などが運休したほか、スーパー白鳥17号に1時間ほどの遅れが出た。フェリーでは、東日本フェリーの函館発青森行き2便と同大間行き2便、大間発函館行き1便が欠航。青函フェリーの函館―青森間の2往復4便が欠航した。
提供 - 函館新聞社
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