帰省ラッシュ始まる

update 2003/8/10 13:08

 夏休みを利用した旅行やお盆の帰省ラッシュが9日、函館市内で始まった。今年は各企業の夏休みが分散する傾向にある中、交通機関のピークもまちまち。だが、その中でも帰省は9―10日、Uターンは16―17日に最も込み合うとみられる。

 9、10日に集中しているのは電車。JR北海道によると、分散化で満席はそう多くないが、両日は6便ずつ満席かほぼ満席になっている。また、東日本フェリーは、青森と結ぶ便が10、11の両日、すべて満席か、ほぼ満席だ。

 16、17の両日が込み合うのが空路と都市間バス。航空各社によると16日の朝一番の便に若干空席があるが、そのほかはすべて満席。北都交通の函館―札幌間を結ぶ「高速はこだて号」は16日が予約は満席。17日も満席になる見通しで、増便を検討している。

 一方、自家用車移動は13日から16日にかけピークを迎える。道警は国道5号の森町赤井川―七飯町西大沼と長万部町国縫―八雲町山崎の2カ所で渋滞を予想。森―七飯間は札幌方面が13、14、15日、函館方面が13日、ともに午前10時半から午後3時半まで6キロの渋滞となる見通し。長万部―八雲間は16日午後4時から同7時まで、札幌方面が8キロの渋滞になるとみている。(喜多真哉、小泉まや)

提供 - 函館新聞社



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