中国人研修生が浴衣姿で盆踊り練習
update 2003/8/9 10:56
【砂原】道の駅「つど〜る・プラザ・さわら」前広場で14日、開かれる「さわら恋来い夏まつり」への参加に向け、砂原町内の水産加工場で実習を続ける中国からの研修生が7日、同プラザで盆踊りの練習に励んだ。研修生はすべて女性で、皆、真新しい浴衣を着て熱心に練習した。
中国人研修生の受け入れは今年、新たに始まった試みで、期間は3年間。27人の女性が町内6カ所の加工場に勤務し、技術を学んでいる。
町商工会女性部(服部祥子部長)が「日本文化に触れる良い機会になれば」と、研修生の参加を企画した。全員に浴衣をプレゼントし、7、11日の2回の日程を組み、指導に当たっている。
踊りも着付けも同部のメンバーが担当。7日は仕事が終わった後の研修生たちを手作りの夕食で出迎えてから、着付け。初めての浴衣に、研修生らは大喜びだった。
練習では女性部メンバーの見本に合わせ、手足を動かしながら、少しずつ上達。本番に向け、意欲いっぱいに汗を流していた。
チョ・シュウメイさん(21)は「浴衣がとてもすてき。踊りもすごく楽しい。祭り当日が今から待ち遠しい」と笑顔。服部部長(59)は「どの子も素直でかわいらしく、わが子のよう。研修生の意見を聞きながら、来年以降も継続していければ」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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