短期入所生活介護11事業所が連絡協議会を立ち上げ

update 2003/8/8 09:47

 函館市内で短期入所生活介護事業を営む11事業所が7日、連絡協議会を立ち上げ、初代会長に函館百楽園の田中恵市園長(42)を選出した。今後は相互の連携を図り、情報を共有し、資質の向上を目指す。

 短期入所生活介護は、要介護高齢者を家庭でみている人が冠婚葬祭等で介護が困難になったときなどに、一時的に受け入れるサービス。各施設利用者からは「空きがないなどの理由で、緊急時に利用できない」「日程調整に時間が掛かる」といった声が上がっており、協議会を設立して歩調を合わせ、改善策を模索することにした。

 市内亀田町7のケアステーション「こうじゅ」(今正男施設長)で開いた設立総会で役員を選出したほか、今後の運営方針などについて大まかに協議。「空きベッド状況の情報を交換し、利用者の利便性を図る」など、今後の議題についても一部確認した。

 田中会長は「若さと情熱で頑張りたい」と協議会の運営に意欲を見せ、協議会設立準備委員会の代表として調整に当たっていた今施設長は「函館の短期入所生活介護の土壌づくりができたと思う。後は種をまき、実りを迎えられたら」と協議会発足の喜びを語った。

 総会に出席した市と渡島支庁の担当者は「介護保険事業の円滑な推進につながる」と歓迎していた。(後藤泰良)

提供 - 函館新聞社



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