あすから姥神大神宮渡御祭
update 2003/8/8 09:46
【江差】道内最古の伝統を誇る、江差町の姥神大神宮渡御祭が9日から3日間にわたり行われる。由緒ある人形や豪華な水引で彩られた町内13の山車が、色鮮やかな時代絵巻を繰り広げる。
町内各所に設けられた山車の「宿」では、祭り本番に向けて飾り付けに余念がない。戦国武将・伊達正宗がモチーフの新地町の「金剛山」では、子どもたちが祭ばやしの練習に汗を流した。
時には「音が合ってないぞ」と、先輩の厳しい叱咤(しった)が飛ぶ中、子どもたちは懸命にばちを振るう。夕暮れが迫った町並みに、随所から美しい音色が響いた。
宵宮祭の9日は、午後から各山車が同神宮に赴いて「魂入れ」や行列の先頭を決める「先山車定め」を行う。同日は、町内の「八大龍王神」のみこし行列も午後3時に南が丘を出発。同9時すぎまで各地を練り歩く。
本祭の10日は、同神宮のみこしを先頭に13基の山車が「下町」と呼ばれる旧市街地を巡る。午後8時すぎには愛宕町の商店街に山車が勢ぞろいする。2日目の11日は、正午すぎから「上町」と呼ばれる、現在の繁華街を回る。午後9時すぎには新地町の繁華街に13基の山車が集結し、祭りは最大の見せ場を迎える。
祭り期間中は、山車の順路周辺で交通規制が行われる。問い合わせは江差観光協会TEL01395・2・4815。
提供 - 函館新聞社
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