八木さん、全国暗算大会初優勝

update 2003/8/8 09:46

 このほど東京で開かれた「あんざんソロピカ杯2003」(日本珠算連盟主催)で、函館市の砂田そろばん塾(砂田武久塾長)の生徒2人が大健闘した。富岡町の会社員、八木泰樹さん(23)がシニア部門「よみあげ暗算競技」で初優勝、本通の東野里香さん(11)=道教大付属函館小6年=はジュニア部門「よみあげ暗算競技」で準優勝に輝いた。砂田塾長は「このような賞が道南から出るのは初めての快挙。数字に強いのは一生の財産です」と、2人の受賞をたたえている。

 八木さんは予選を難なく通過。決勝は5―12けたの足し算と引き算を解く勝ち残り戦となり、10問目で優勝を決めた。小学校2年からそろばんを初め、今でも週に1度は同教室に通っている。

 八木さんは「これまで2、3位だったので、念願の優勝を果たせた。システムエンジニアという仕事がら、計算をする機会が多いので、実生活でも役に立っていると感じる」と胸を張る。

 東野さんは5歳のときに兄がそろばんを習っていたことから、教室に通い始めたという。全国大会は2度目の出場。「賞に入れるとは思っていなかったのでうれしい」と笑顔を見せた。

 同杯は日本珠算連盟の創立50周年を記念した大会で、全国から選抜された338人が出場。小学生までのジュニア部門と中・高校生のスクール部門、それ以外のシニア部門に分かれて熱戦を繰り広げた。(小泉まや)

提供 - 函館新聞社



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