函館駅前交番がプレハブに仮住まい
update 2003/8/7 11:54
北海道の陸の玄関口で治安を守る函館駅前交番がこのほど、JR函館駅の駅舎新築に伴い、同駅近くに据えたプレハブに移転した。管轄する函館西署では「機能的には変わっていないので、今まで通りの信頼を」と呼び掛けている。
プレハブは、以前の駅前交番より、JR函館駅に向かって右に30メートルの場所に設置。新交番は北洋ビル前に建てられることになっており、女性警官用の待機室も備えられる予定。完成は1年半後の3月になる見通し。旧交番は5日に解体された。
“仮住まい”の交番の看板は、日本語のほか、英語とロシア語で表記。車いすで入れるようにスロープも付けられるなど、「国際都市・函館」が意識されている。勤務体制も変わりはなく、交番の留守を預かる交番相談員も今まで通り勤務している。
同署では「工事区域があるため、駅から直線で来られないのが不便とは思うが、ほかの機能的な問題はほとんどない。今まで通りマチの治安を守っていく」と話している。(後藤泰良)
提供 - 函館新聞社
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