亀田川に神棚
update 2003/8/7 11:51
亀田川をきれいにする市民の会の石井満会長が5日朝、同河川に神棚があるのを発見、“落とし主”を探したところ、6日の夕方近く、持ち主の若い女性が現れ、自宅に持ち帰った。女性は「いらなくなった神棚は川に流す」という風習を聞いて流したという。
神棚が「流された」のは、富岡2の富岡橋の下。石井会長が、川の真ん中の石に引っかかっていたのを発見し、橋の上に引き揚げた。「心当たりの方は連絡を」と張り紙をして歩道に出しておいたところ、6日になって、町内の女性が引き取りに来た。
同地区では、盆の供物などを川に流す習わしがあったといい、石井会長は「風習は分かるが、今の時代に川に供物や花を流すのは…。近隣の方には“流さないで”とお願いしてきたつもりだが、今後は、より広く啓発していきたい」と困惑した表情で話していた。(後藤泰良)
提供 - 函館新聞社
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