河野被告第6回公判
update 2003/8/5 12:08
4月の道議選渡島支庁区で公職選挙法違反(事後買収、事前運動)の罪に問われた、道議、河野光彦被告(62)=上磯町七重浜8の8=の第6回公判が4日、函館地裁(園原敏彦裁判長)であった。河野被告は、罪状認否で述べていた全面否認を一部変更し、自身が現金を渡していたことを認めたほか、5日に道議の辞職願いを提出することを明らかにした。
公判で河野被告は、現金の受け渡しについて「私が出していないと話していましたが、それは偽りでした。大変申し訳ありません」とこれまでの主張を一転させた。しかし、主婦ら4人が行った個別訪問に対しては、あくまでも後援会の会員募集活動を行っていただけで、票の取りまとめなど選挙運動には当たらないと無罪を主張した。
弁護人は河野被告がこれまで、虚偽の証言をした理由について「5日の被告人質問で明らかにしたい」とし、道議の辞職願いを5日付で道議会へ配達証明郵便で提出するほか、4月に当選してからの歳費や政務調査費計約540万円を13日の論告求刑までに返納する予定であることを明らかにした。
提供 - 函館新聞社
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