函館MB混声合唱団が9月に定期演奏会
update 2003/8/4 10:14
函館MB混声合唱団(伊藤喜久雄理事長)の第33回定期演奏会が、8月9日午後6時半から函館市芸術ホールで開かれる。童謡をはじめ、今回は函館初演となるフランスの作曲家、モリス・デュリュフの「レクイエム」を上演する。本番が間近に迫り、団員たちの練習も熱を帯びている。
同合唱団は1970年に発足し、現在の団員は10代―70代の約60人。定期演奏会は例年7、8月に開催している。
今回は1部で道教育大教育学部副学長の佐々木茂さんの作品集から、江差や函館を題材とした「風の街から」「江差わが街」「きらめきの街へ」のほか、混声合唱のためのなつかしい「日本の歌」を。
第2部は、ゲストに函館出身のオルガニスト、吉岡曙生さんと札幌交響楽団のチェリスト、文屋治実さんを招き、モリス・デュリュフの「レクイエム」を披露。大オルガン「ジュビレイト」と合唱、チェロが織りなす40分もの大作で、スケールの大きい楽曲となる。
30日夜に函館YWCAで行われた練習には、約40人が参加。第1部の童謡を中心に何度も歌い上げ、入念に調整が行われた。
伊藤理事長は「佐々木茂さんの音楽はロマンあふれ、第2部は厳かで素晴らしいレクイエム。ぜひ大勢の人に聴いていただきたい」と話している。入場料は1000円。問い合わせは菱谷さんTEL52・7456。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。