カラフルバス増車
update 2003/8/4 10:14
光を通す特殊なシールで窓や車体に広告を施す「ラッピングバス」5台がこのほど、函館バス(本社・函館市高盛町10、寺坂伊佐夫社長に導入された。広告主は市内鍛治2に10月にオープンするスポーツクラブ「ルネサンス函館」で、1社から5台同時に広告を受注したのは初めてという。函館バスは“走る広告”を売りに積極的な営業を展開する考えだ。
導入された5台は、車体の背面のみの広告。それぞれ、赤、オレンジ、黄、緑、青の原色をベースに、運動に汗を流す女性などの写真を施している。彩りも鮮やかで、市民にとって、目の前を走るバスの背面いっぱいに描かれた広告は注目を集めるという。
今回の広告バスは、来年7月まで産業道路を中心に運行する予定。ルネサンス函館の武藤亮夫支配人も「文字だけではなく、背面広告には珍しい写真付きなので話題性も十分に見込める」と満足げだ。
函館バスの広告バスは、車両全面広告と合わせると23台になった。メーンの乗り合いバス事業がマイカーの増加や少子化の影響で、苦戦を強いられているだけに「何とか需要を伸ばせれば」と期待を寄せている。
広告料金は内容で大きく異なるが、背面限定は年間30万円程度という。
提供 - 函館新聞社
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