鉢呂氏国替えに金田氏、初めて言及

update 2003/8/4 10:11

　１０月の衆院道８区補欠選挙に出馬する民主党の金田誠一衆院議員は３日、函館新聞の取材で、鉢呂吉雄前衆院議員の道４区（札幌市手稲区、後志管内）への国替えについて初めて言及し、「鉢呂さんの心中を思えばつらく、言葉がでない」と述べた。

　比例単独候補廃止の方針を覆さない党本部に対しては「無理なことをお願いしたつもりはない。北海道の状況を本州の方には理解されず残念」と批判したうえで、「道４区の皆さんが鉢呂さんを高く評価している点が、せめてもの救い」と話した。

　また、鉢呂氏に代わり、道南民主党をけん引する立場になり、「鉢呂さんは第１次産業のプロで、その重責を受けるのは並大抵のことではない。原点に立ち返り、決意を新たに立ち向かいたい」と抱負。自身が出馬する補選への影響については、「鉢呂さんのことを思えば、自分の選挙のことなど考えられない」と発言を避けた。

提供 - 函館新聞社

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