シスターズが８日にミニアルバム発売

update 2003/8/3 11:03

　函館で活動を続けるコーラスバンド「ｓｉｓｔｅｒｓ（シスターズ）」が８日、ミニアルバム「Ｓ（エス）」を発売する。ミニアルバムのリリースは、インディーズ時代の「映画」以来４年ぶり。「新しいことにチャレンジした１枚。昔からシスターズを知っている人も初めての人も新鮮な気持ちで楽しんでもらえるはず」とメンバー自身が語る、自信作に仕上がっている。

　シスターズは、１９９８年結成の女性バンド。０１年９月のメジャーデビュー後も函館を拠点に活動している。メンバーは、いずれも函館出身の伊藤千恵さん（２３）と松谷美沙さん（２２）。

　デビュー以来、３人で活動してきたが、今回のミニアルバムから２人体制へ。シスターズのために新しく立ち上がったレーベル「ハイナンバーズレコーズ」（東京）からの第一弾作品でもある。

　「Ｓ」は、今までのシスターズ作品にはない斬新なアレンジが特徴。これまで通り、独特のコーラスワークや世界観を表現しつつ、新たな一面を垣間見せている。

　「レインボーカラーみたいにいろいろな色が詰まっている」（伊藤さん）、「多種多様な５曲。１曲１曲に個性がある」（松谷さん）。

　新体制になり、逆に音楽の幅が広がったという２人。それぞれが歌い、演奏するコーラスバンドのスタイルは変わらないが、バックバンド入りの迫力ある演奏なども初めて取り入れている。

　「Ｓ」は、５曲入り１５７５円。全道の玉光堂各店で発売する。９日午後３時からは、玉光堂松風店でインストアイベントも開く（入場無料）。

提供 - 函館新聞社

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