鉢呂氏会見
update 2003/8/2 10:35
国替えを受諾した鉢呂吉雄氏と中沢健次民主党北海道代表の記者会見でのやりとりは次の通り。
――鉢呂氏の比例名簿順位は。
中沢氏 「党本部との話し合いで、鉢呂さんを最優先に優遇措置を付けることで合意している」
――ほかの候補者も比例単独はないのか。
中沢氏 「鉢呂さんが大英断をされたからには、同じように単独は認められない」
――自由党との候補者調整で比例単独が容認されることはないのか。
中沢氏 「話し合いはこれからだが、わたしの考え方として、現状ではありえない」
――道4区出馬の手続きは。
中沢氏 「4区の小選挙区の作業は、地元だけでなく党北海道と連携してやる方針を取り付けている。あとは4区で関係者に努力してもらう」
――鉢呂氏の道南の支持者に対する思いは。
鉢呂氏 「8区の皆さんには13年間、無名の新人時代から政治家鉢呂を育てていただいた。国替えをすることで、信頼関係をそぐような受け止め方もあるかもしれない。国民の皆さんが求める政治解決のために、8区の皆さんにご理解いただきたい」
――将来的に道8区に戻ることはあるか。
鉢呂氏 「8区に戻る退路は断った。バトンタッチした金田誠一衆院議員に、全力を挙げて議席を守り続けてもらいたい」
――知事選への再出馬は。
鉢呂氏 「選挙後も北海道のあり方を求め続けてきた。形は変わるが地方分権を国政の側から実現をさせる。選挙替えをしてまたということにはならない。今の時点では残念ながらふさがざるを得ない」
――道4区で鈴木康司氏(民主党道4区総支部代表代行)が出馬に意欲を示してるが、党北海道の対応は。
中沢氏 「必要な対応はしっかりやって、鉢呂さんを全体として受け入れる作業を進める」
提供 - 函館新聞社
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