鉢呂氏処遇で民主党北海道「単独比例」を断念
update 2003/7/30 11:49
今春の道知事選に出馬した鉢呂吉雄前衆院議員の処遇について、民主党北海道の中沢健次代表らは30日、札幌市内で鉢呂氏と後援会幹部らと会談し、次期衆院選比例単独での出馬が困難な見通しを伝え、今後の対応を党北海道執行部に一任するよう要請する。鉢呂氏は事実上、道4区(札幌市手稲区、後志管内)への国替えを迫られることになる。ただ、鉢呂氏側が申し入れに応じるかは流動的で、予断を許さない情勢になっている。
党北海道は党本部が比例単独候補廃止の方針を崩さないことから、「決着を先送りしても状況は変わらない」(党北海道幹部)と判断。比例単独候補の要請を続けるとしながらも、比例代表と国替えによる重複立候補を選択肢に加える考えだ。
会談で鉢呂氏側の同意が得られれば、党北海道は同日午後の常任幹事会で方針転換を決定する。
要請に対し、鉢呂氏側は態度を決めかねている。「道8区が政治基盤」とかたくなに国替えを拒否してきただけに、会談が決裂することも予想される。
提供 - 函館新聞社
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