来月2日行政書士会が市民講座

update 2003/7/29 09:52

 行政書士の仕事を広く知ってもらおうと、北海道行政書士会函館支部(福地隆祐支部長)は2日、函館市亀田福祉センターで市民講座を開催する。講演のほか、会員出演による手作りの寸劇も披露し、相続や遺言などについて、行政書士の役割と絡めながら分かりやすく解説する。

 市民講座は、昨年に続き2回目。前回好評だった寸劇はメンバーを入れ替え、「入院中でも痴ほうでも『遺言書』はつくれるの?」と題し発表する。脚本も会員が手掛けており、行政書士による遺言作成のシーンを通し、成年後見制度、行政書士の役割などを伝える内容だ。

 出演は会員8人。主役のカバチ行政書士を演じる石川秀行さん(31)をはじめ、ほとんどが演劇経験のない“素人”ばかりだが、1カ月前から週1回の練習を重ね、テンポのいい劇に仕上げている。

 終演後には、寸劇の内容を基にしたクイズも出題し、「市民参加型のイベントにし、参加者に結論を考えてもらいたい」(船木隆行企画部長)という。

 このほか講座では、上磯町の特別養護老人ホーム清華園の田中稔施設長が「これからの特養ホーム」と題して講演。相談窓口も開設し、契約や遺言、相続、年金、財産分与など、幅広い相談に無料で応じる。

 講座は午後1時半から。入場無料。問い合わせは、同支部事務局TEL22・0736。

提供 - 函館新聞社



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