旧遺愛女学校宣教師館の一般公開始まる
update 2003/7/25 09:53
国の重要文化財に指定されている遺愛女子高校の旧遺愛女学校宣教師館(ホワイトハウス)の一般公開が24日、始まった。初日は数多くの市民らが足を運び、歴史の香りが漂う建物を見て回った。
ホワイトハウスは1908年に建築。木造2階建てで、アメリカ建築様式を取り入れた明治洋風建築の傑作と評価され、外壁の色からホワイトハウスと呼ばれている。元々は宣教師が住んでいたが、現在はPTA会合に使用される程度で、普段は閉鎖している。
一般公開は重要文化財指定を受けた01年から始まった。午前10時の公開とともに、訪れた地域住民らが同校生徒の説明を受け館内を見学。室内に取り込まれたベランダや飾り窓の美しい階段、さらに洋館では珍しい和室などを興味深そうに見入っていた。
陣川町から初めて訪れた松橋博美さん(45)と妻はるみさん(48)は「天井が高くていいですね」「窓からの光が揺らぐ感じで、趣がある」などと感想を話していた。
一般公開は26日までで、時間は午前10時から午後2時まで。
提供 - 函館新聞社
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