02年パスポート申請、平成初8千件割れ
update 2003/1/16 11:07
渡島支庁が2002年に受理した一般旅券(パスポート)の申請数は前年比6・1%減の7852件で、平成に入って以降、過去14年間で最低だったことが分かった。同支庁では「一昨年9月の米同時多発テロの影響が依然、続いている」とみている。
月別では、同時テロの余波が大きかった1月が660件で同57%の大幅ダウン。夏場にいったん持ち直したかにみえたが、冬期間で伸び悩み、前年の申請数8360件を大きく下回った。
地域別では函館市が全体の7割を占め、前年比6・1%減の5759件だった。
91年の湾岸戦争時にも申請数は落ち込んだものの、年間で8035件はあった。ただ、長引く景気低迷とのかかわりも否定できず、同支庁では「テロ以降の渡航手控えと、経済情勢の両面が要因では」と推測している。
提供 - 函館新聞社
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