イカすホールでフォーラム
update 2003/7/19 11:21
19日に開幕する第3回大門祭に合わせて18日、JR函館駅で駅前・大門地区の今後を考えるフォーラムが行われた。会場の「イカすホール」には学生や市民約80人が集まり、衰退する駅前・大門地区の活性化などについて意見交換した。
大門祭実行委員会と公立はこだて未来大の鈴木克也教授研究室の主催。「地域を豊かにするまちづくり〜地域人主導のこれからのまちづくりを考える〜」をテーマに2部構成で開いた。
1部では学生らがそれぞれの視点から駅前・大門地区の今後について意見発表。原田諭さん(4年)は所属する鈴木教授のゼミで実施した「函館駅前流動調査」の結果を基に、駅前地区活性化の重要性を解説し「今こそ街のイメージをつくるチャンス。これからはビジネスチャンスも生まれてくる」と指摘。仙石智義さん(同)は「楽しむ」「来る」「住む」の3点を函館モデルのまちづくり定義とした。
2部は地元で店舗を構える経営者と学生をパネリストに、駅前地区の在り方について討論。地元経営者が別の地区に自宅を構えていることに対する意見や、活性化への意識改革の必要性を訴える声が上がった。パネリスト以外からも意見が出され、参加者は駅前・大門地区の今後に対する相互理解を深めていた。
提供 - 函館新聞社
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