西尾正範新助役に聞く

update 2003/7/19 11:19

 函館市の新しい助役に19日付で就任する西尾正範氏(54)は「市長の補佐役として、市長の思いや考えを市民と職員に届ける橋渡し役に徹したい」と、意欲をみせている。

 これまでは企画部長として、第4次函館圏総合計画策定や摩周丸保存活用問題などに携わってきた。最近では函館国際水産・海洋都市構想など、地域の課題を探し、事業を計画する仕事が主だった。それだけに「責任の重さをひしひしと感じている」と話す。

 助役として、「今は公共システムが大変革される時代。行財政改革は徹底して進める」ときっぱり。懸案の市町村合併についても「自治体間の信頼関係を大事にしながら、新しい地域づくりを追求したい」と気を引き締める。

 庁内体制については「組織が大きく、職員が気持ちを一つにするのは大変だが、市民に信頼される市役所づくりを目指しながら、若い職員が生き生きと仕事できる環境づくりに取り組みたい」と話している。


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 にしお・まさのり 1949年1月、大野町生まれ。京都大学文学部卒業後、1973年に亀田市役所入り。函館市との合併後は教育委員会、企画部企画管理課長、同部次長などを経て99年6月から企画部長。 

提供 - 函館新聞社



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