おしま西部観光再発見会議発足へ
update 2003/7/18 11:39
渡島支庁は29日、函館市を含む渡島西部6市町の観光関係者で組織する「おしま西部観光再発見会議」を発足させる。渡島西部の歴史、食などの観光資源を結び付けた観光ルートを開発。観光客誘致に向け、モデルコースマップを作成し、プロモーション活動を展開する。
委員は各市町の観光担当係長、観光協会職員、交通機関担当者ら約20人。観光ルート形成のノウハウや歴史、食に精通している観光関連事業者も加わる。
会議では函館を起点とした北海道観光のスタイルを見直し、観光客を道南の周辺町村に誘い出せる観光ルートを探る。初会合でアイデアを検討し、現地視察を踏まえ9月にルートを整理する。
10月には「『中世―幕末・明治の歴史』と『豊かな食』を巡る」をテーマに、旅行会社や旅行情報誌など観光関係者6人を招待。函館から松前まで、再発見会議が検討したモデルコースを1泊2日の日程で回り、専門的見地から意見をもらう。
11月の最終会合でルートを再検討し、来年3月までに、史跡、食を中心に情報を盛り込んだモデルルートマップを1万部発行する。道内外の旅行会社、交通機関、旅行情報誌などに配布を予定し、修学旅行誘致などに売り込みをかける。
事業費は235万2000円で、渡島支庁の地域政策推進事業(支庁独自事業)に計上している。渡島東部(函館―南茅部)、渡島北部(函館―長万部)についても、8月をめどに再発見会議を立ち上げ、来年度以降ルート策定に着手する。
提供 - 函館新聞社
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