新島襄海外渡航記念祭

update 2003/7/18 11:34

 新島襄・パトスの会(宮腰善行会長)は、日本の近代教育の創成に尽力した新島襄(1843―1890)の海外渡航記念祭を17日午後6時から、大町の新島襄海外渡航の碑前で開いた。会員や市民など約50人が参列し、鎖国中に海を渡った若者の情熱に思いをはせた。

 新島襄は幕末の1864年に国禁を破り函館港から出国。アメリカのアーモスト大学で学び、帰国後は教育で日本を支えるという信念の下に同志社大学を創設。「明治憲法の影の功労者」ともされている。

 記念祭では、アメリカ国歌のトランペット演奏の中、参列者全員が献花。同志社大学の卒業生、大江哲男さんが「二十歳の情熱をかけて出国したことを認識して欲しい」とあいさつし、宮腰さんが自作の歌「襄の碑や百世の夏の美しき」をささげた。

 同会は4年前、新島襄の功績に感銘を受けた宮腰さんを中心に、同志社大学卒業生や市民などで発足。以来、毎年記念祭を開いている。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです