金田氏が正式出馬表明
update 2003/7/17 10:08
民主党の金田誠一衆院議員(55)=比例道ブロック=は16日、ホテル函館ロイヤルで記者会見し、10月の衆院道8区補欠選挙にくら替え出馬することを正式表明した。金田氏は道知事選に出馬した鉢呂吉雄前衆院議員の後任として「鉢呂さんが確保してきた議席を守り抜く」と決意を強調。自身10年ぶりとなる選挙区での戦いを前に「補選の勝利が、デフレ不況の打破と政権交代に直結する。大変厳しいが全力で戦い抜きたい」と訴えた。
金田氏は市場原理優先の「新保守主義」と異なる「第3の道」改革を掲げ、〈1〉自立した地域づくり〈2〉中小企業にも自由で公正な市場経済〈3〉自由で公正な公共事業〈4〉安心できる雇用と社会保障〈5〉自主自立の平和外交―など10項目の改革案を示した。
金融アセスメント法制定、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)廃止などを政策に盛り込み、有権者から意見を募ったうえで、公約を策定する方針。
また、鉢呂氏が求める比例単独1位の処遇について「党本部から道4区への国替えが提案されているのは事実。しかし、そのほかの選択肢もあり得ると感触を得ている」と現状を説明。解散・総選挙で補選が回避された場合には「新たな手続きを踏むことになるが、恐らく(党は)常識的な判断をするだろう」と述べ、出馬する意向を示した。
提供 - 函館新聞社
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