自民党道連、佐藤健治氏に絞る
update 2003/7/15 11:07
【札幌】衆院道8区補欠選挙の公認候補者選考で、自民党道連は14日、党公認候補者を、佐藤孝行前衆院議員の二男、佐藤健治氏(45)に絞った。佐藤静雄会長が15日の党北海道代議士会での協議、地元経済界への説明など最終調整を行い、週内にも正式決定する。
同日、札幌市内のホテルで候補者選考委員会(委員長・加藤唯勝名寄市区選出道議)を開催。佐藤会長らが10、11日の両日に函館入りし、地元関係者から聴取した意見、党道連で実施した道南での世論調査や党員へのアンケート結果を報告、協議した。
世論調査やアンケート、地元支援団体の意見聴取では、佐藤健治氏を推す声が、元道職員の前田一男氏(37)を上回った。また、地元関係者からは「(同8区支部での健治氏の推薦決定など)佐藤孝行氏の手法に対する反発はあったが、健治氏自身への批判はなかった」(党道連)ことなどを総合的に判断、佐藤健治氏への一本化を図る方針を固めた。しかし、前田氏は公認に漏れても無所属で出馬する構えを見せており、この日の選考委では、佐藤会長に正式決定に向けた代議士会などとの最終調整を一任した。
選考委終了後、記者会見した佐藤会長は「できる限り多くの方々が見て、公平に決めたと思ってもらえることが大事。また、応募者にも選考結果を理解してもらえる形でなければならない。それによって、8区の皆さんが一丸になれるかどうかが決まってくる」とし「ここ数日の間に、もう少しいろいろな方の意見を聞き、決定のための補足をする」と保守一本化に努力することを強調した。
提供 - 函館新聞社
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