みちのく銀行ハバロフスク支店開設
update 2003/7/11 11:04
【ハバロフスク】みちのく銀行(本店・青森市、原田和夫頭取)が100%出資するロシア現地法人「みちのく銀行(モスクワ)」のハバロフスク支店(坂田幸喜支店長)が7日、オープンした。同法人は昨年8月、ユジノサハリンスクにも支店を開設しており、今後はロシア国内3店舗体制でネットワークを生かし、業務展開を図っていく。
同日は営業開始を前に、同支店正面玄関前で開設記念式典を開き、同行の大道寺小三郎会長はじめ日ロの関係者21人がテープカット。ロシア連邦極東管区のプリコフスキー大統領全権代表らが第一号口座開設の署名をし、記念パーティーや花火大会などで盛大に支店開設を祝った。
長年、ロシアとの交流を温めてきた大道寺会長は「(開設を迎え)目頭が熱くなるようなうれしさを覚えている。我々、外国の銀行が商売できるか、正直言えば自信があるわけではないが、これからの極東の発展を考えるとき、ハバロフスク市民にとっても、みちのく銀行にとっても良いのでは」などと、喜びを語った。
同行は、1999年に日本の銀行として初めてモスクワに現地法人を開設。預金や海外送金、外国為替などのほか、6月からは住宅、自動車など、一般市民向けに4種類のローン取り扱いを開始している。
ハバロフスク支店は、同市内中心部のビル2階にあり、店舗面積は430平方メートル。スタッフは、日本人2人とロシア人12人の計14人体制。
提供 - 函館新聞社
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