クリスマスファンタジー今年も好調

update 2002/12/17 11:16

　１日に開幕した「はこだてクリスマスファンタジー」（実行委員会主催）は、今年も週末を中心に観光客や地元客でにぎわいを見せている。市内のホテル・旅館の宿泊客や、会場周辺の商業施設の入り込みも昨年並みの水準で好調に推移。関係者は定着した“ファンタジー効果”を歓迎し、さらに、各種イベントが続く後半の盛り上がりを期待している。　今年は、点灯式に続きサンタ姿のダンサーや着ぐるみが登場し、ダンスショーを行う「サンタパーティー」を新設するなど、観客が楽しめるよう内容を充実。湯の川温泉が運行している無料送迎バスの利用は「例年より増えている」（湯の川観光ホテル）といい、実行委も「点灯式に集まってくれる人は例年以上」と話す。　会場周辺の商業施設では、売り上げへの効果は昨年並みという声が多いが、ハセガワストアベイエリア店では「若者を中心に深夜のデートスポットになっているようで、飲料や焼き鳥などが売れ、昨年より１割以上の売上増」と喜ぶ。函館ビヤホールでも「地元の家族連れが年々増えている」という。　２１日からは、午後６時からの点灯式で趣向を凝らしたイベントが続く。２１日は子供向け、２２日が光と音のショー、２３日がダンスショー。クリスマスイブの２４日は、ＦＭいるかが開局１０周年記念番組を会場から公開生放送する。　市内のホテル、旅館の宿泊客も２１―２３日がピークで、大半の施設が満室。実行委では「２５日の最終日までベイエリアがにぎわい、昨年以上の盛り上がりが出来れば」と期待している。

提供 - 函館新聞社

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