セクハラ防止委設置へ

update 2003/7/9 09:44

　函館市は、セクシュァルハラスメント（性的いやがらせ）に関する防止委員会と相談窓口を庁内に設置する方向で検討している。セクハラの未然防止とともに、事例があった場合の二次被害にも対応するもので「できるだけ早い設置を目指す」（総務部）としている。近く出来上がるセクハラ対策の職員向けパンフレットとともに、全庁を挙げた取り組みに発展させる考えだ。

　８日の定例市議会一般質問で竹花郁子議員（無所属）が対応をただし、市の村上英彦総務部長が取り組みの現状を明らかにした。

　このうちセクハラの防止委員会は庁内組織として設置、主に職員間におけるセクハラ行為の未然防止などに努める。構成メンバーや人数、外部委員起用の是非のほか、委員会の権限などについては、今後の具体的な協議の中で決める。

　また、相談窓口ではセクハラ行為に関する職員からの相談に応じる。これら取り組みの中では、相談者のプライバシー保護や加害者からの報復防止といった二次被害への対応にも十分配慮する方針という。

　同市はこれまでも、新規採用職員を中心にセクハラ問題の意識啓発などに努めてきた。近く完成する職員向けパンフレットの活用などとともに、対策に関する周知を徹底することにしている。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる　　 ニュースをもっと読む

ご注意：
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。