河野議員の辞職勧告を決議

update 2003/7/9 09:42

　【札幌】第２回定例道議会は８日の本会議で、公職選挙法違反（買収、事前運動）の罪で起訴された渡島管内選出の道議、河野光彦被告（無所属）に対する辞職勧告決議案を全会一致で可決した。道議会が道議への辞職勧告を決議したのは初めて。

　決議では道議会が家宅捜索を受け、現職道議が起訴されたことについて、遺憾の意を表明。「道民に選挙の公正と政治に対する信頼に、ぬぐい去れない疑念と不信を抱かせた政治的、社会的責任は重大」と厳しく批判し、「すみやかに職を辞することを勧告する」と辞職を強く求めた。

提供 - 函館新聞社

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