熱帯植物園リニューアルオープンに1300人

update 2003/7/6 15:23

 函館市営熱帯植物園(湯川3)が5日、温室内の改修などを経てリニューアルオープンした。市民や観光客ら約1300人が訪れ、川のせせらぎなどが造成された温室内を見学したほか、バトントワリングショーなどの記念イベントを楽しんだ。

 この日は終日無料開放となり、午前9時半の開園と同時に市民が次々と来園。同10時からのセレモニーでは、本年度から同園の管理運営を行っているNPO(民間非営利団体)法人函館エコロジークラブの福西秀和理事長が「これからも市民に親しまれ、何度でも来てもらえる施設づくりに努めたい」とあいさつした。

 来園者は早速、大幅な改修が行われた温室内を見て回り、ホタルの幼虫などを放した川のせせらぎ、バナナやパイナップルの木々などを鑑賞。園内では野菜や花、木工製品などの格安販売、花苗プレゼント、保育園児の合唱なども行われ、終日にぎわった。

 千代台町の吉田雅代さん(33)は、3人の子供たちと来園。「昔からいた動物がいなくなったのは寂しいが、子供たちが楽しめる場所が増えてよかった」と笑顔で話していた。

提供 - 函館新聞社



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