江差で海鮮みなとイカ刺し祭り

update 2003/7/5 12:22

　【江差】水揚げ直後の活イカ３０００匹を提供する、「活！！江差海鮮みなとイカ刺し祭り」（江差観光協会主催）が４日夕、江差港中央ふ頭で開かれた。詰めかけた大勢の住民が、新鮮なイカ刺しを存分に味わった。

　同港では、午後５時半過ぎ、いさり火を照らした漁船が続々と入港。鳴き声を上げて飛び跳ねるイカを、岸壁で待ち受ける女性たちが豪快にさばいた。１皿３００円のイカ刺しコーナーには長蛇の列ができ、コリコリとした歯ごたえのある新鮮なイカ刺しに舌鼓を打っていた。

　会場では、大勢の子どもや女性がイカ釣り体験にチャレンジ。釣り上げたイカが、勢いよく水を吐き出しながら飛び跳ねる姿に大喜び。江差追分や沖揚げ音頭も披露され、祭りムードを盛り上げた。

　同町では５日午後、第５０回を記念する江差かもめ島まつり（同協会主催）が開幕。午後４時に「江差音頭千人パレード」がスタート。６日午前９時から「全道北前船競漕大会」（江差商工会主催）の号砲が鳴るなど、かもめ島一帯で多彩なイベントが催される。問い合わせは同協会ＴＥＬ０１３９５・２・４８１５へ。

提供 - 函館新聞社

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