市アウトソーシング推進計画、今秋にも策定へ
update 2003/7/3 10:24
井上博司函館市長は2日、業務の民営化や外部委託に関する「市アウトソーシング推進計画」を今秋にも策定することを明らかにした。今年2月に定めた推進指針に基づくもので、「より良質なサービスとより低いコスト」を追求する中で、外部委託などが可能な業務をまとめ、来年度から順次実施していく考え。
この日の定例市議会代表質問で、岩谷正信議員(民主・市民ネット)小野沢猛史議員(はこだて市民クラブ)浜野幸子議員(市民自由クラブ)の質問にそれぞれ答えた。
市は今年2月、「民間に委ねられるものは委ねる」という姿勢を基本に、これまで以上の事務事業見直しに加え、NPO(民間非営利団体)PFI(民間資金活用による社会資本整備)の導入などを検討する同指針を策定した。
これに伴い、今年2―4月にかけて各部局でアウトソーシングが可能な事務事業について検討内容をまとめた後、総務部がその内容についてのヒアリングを行っている。
同市長は推進計画について、法律で禁止されているものに加え、政策形成、行政指導にかかわるもの、秘密性のあるもの以外の分野で可否を検討しているとしたうえで、「私の責任で総合的に判断したい」と述べた。また、推進計画策定後はその見直しを定期的に行い、評価方法を現在検討しているとした。
提供 - 函館新聞社
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