渡島管内7市町で成人式

update 2003/1/14 10:44

　「成人の日」の１３日、渡島管内では函館市をはじめ上磯、七飯、大野など７市町で式典が行われ、大人の仲間入りを果たした若者たちが、喜びと責任の大きさをかみしめ、人生の新たなスタートを切った。

　ここ数年、全国各地で式典中に騒ぐなどの問題が起きているが、管内では整然と行われ、鏡開きといった催しなどで各会場とも晴れやかなムードに包まれた。

　このうち函館では、午後１時から市民体育館で成人祭が行われ、約２５００人が出席。井上博司市長が「人生８０年といわれる中で、皆さんはまだ若く、人づくり・まちづくりの原動力となってくれることを期待している。未知の可能性をいかんなく発揮してほしい」と祝辞。この後、代表の大甲隼土さん（公立はこだて未来大学２年）柿本美佳さん（函館短大２年）の２人が「愛する郷土の発展に努めます」と誓いの言葉を述べた。

　久々の再開に、出席者は「懐かしいね」と思い出話に花を咲かせたり、一緒に写真に収まるなどして、同窓会気分を楽しんでいた。

　このほか、上磯町は町総合文化センター（かなで〜る）、七飯町は町文化センター、大野町は町中央公民館でそれぞれ式典が行われた。砂原、森、知内でも式典があり、出席者が旧交を温めていた。

提供 - 函館新聞社

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