青柳交番で支援隊活動中
update 2003/7/3 10:22
警察OBで組織する「函館西署交番支援隊」(伴國雄支援隊長)が1日から、青柳交番で活動中だ。3月の発足後、初となる空き交番支援。道案内や落とし物の受け付けなどを行っており、署員とともに地域の安心を支えている。
支援隊は60―70代の警察OB15人で組織、ボランティア活動として空き交番での簡単な業務を行う。今回は、天皇皇后両陛下の来道警備に伴う空き交番対策で、午前10時―午後3時まで、2人1組で交番に常勤し、道案内や拾得物の受け付け、相談業務などを行っている。事件の際には同署に連絡を入れ、署員が担当する。
2日午前には、現金約11万円の入った財布とバックが、同交番に届けられた。支援隊員は「どのへんで拾いました」などと、署員とともに迅速に処理。朝に同署へ遺失物の届け出があったことが判明し、すぐに持ち主に戻され、支援隊員もほっとした様子だった。
伴支援隊長は「事件の有無にかかわらず、交番は住民の頼りとするところで、人がいるだけで安心感につながる。何よりも地域のみなさんのため、できる限りのお手伝いをしたい」と話している。
同種の試みは函館中央署管内の杉並交番でも、警察OBからなる「函館中央署ポリスサポーター」が実施中。
提供 - 函館新聞社
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