ななえ新病院が開院

update 2003/7/2 12:49

 【七飯】国立療養所北海道第一病院(七飯町本町)から経営移譲を受けた、社会福祉法人・函館厚生院の「ななえ新病院」(村井英夫院長)が1日、開院した。同院は今後、同法人経営の各病院や函館市内の公立病院などと連携を図り、町内・近隣の基幹病院を目指す。

 国立病院の再編計画に沿い、同第一病院は同日付で国立函館病院へ統合となった。その受け皿として同法人が名乗りを上げ、経営移譲を受け、再スタートを切った。

 ベッド数は250床から192床となり、外来の診療科目数は8から4へと減ったが、新たに整形外科を設けた。入院患者61人はいずれも新病院へ引き継がれた。

 正面玄関で午前8時半から始まった開院式には、職員をはじめ、来賓の水嶋清七飯町長や加藤恒生道厚生局長など、約100人が出席。テープカットが行われ、村井院長は「地域の皆さんの役に立てるよう、頑張ろう」とあいさつした。

 同病院は既存施設を使用しての再出発だが、同法人では3年後をめどに新施設を建設する考え。

 また、同日付で村井院長が同法人理事長を退き、後任の理事長に金井卓也理事が就任した。

提供 - 函館新聞社



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