船木氏が無投票で再選
update 2003/7/2 12:44
【椴法華】任期満了に伴う椴法華村長選は1日告示され、午後5時の届け出締め切りまでに現職の船木英秀氏(61)=無所属=以外の立候補がなく、船木氏が2期連続で無投票当選を果たした。同村は函館市など4市町と合併協議を進めており、実現すれば、最後の村長となる。
船木氏は昨年12月の定例村議会で出馬を表明。函館市、戸井町、南茅部町、恵山町との合併問題を抱え、対抗馬擁立の動きに至らなかった。
船木氏は函館新聞の取材に対し、「コンブの養殖場造成や担い手育成など基幹産業である水産業の振興に努めたい。工事中の水無海浜温泉をはじめ、観光業にも力を入れる」と2期目の抱負を述べた。市町村合併については「各市町と足並みをそろえて、進めていきたい」と話した。
船木氏は1941年網走管内佐呂間町生まれ。日大経済学部を卒業し、64年道町村会入り。収入役、事務局長を経て、99年公職選挙法違反で起訴された前村長辞職(有罪確定で当選無効)に伴う出直し村長選に出馬し、初当選した。
同村は15日に函館など4市町と任意合併協議会を設置。合意すれば、合併特例法の適用期限2005年3月末までに、合併を目指すことになる。
提供 - 函館新聞社
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