3町合併協議へ上磯町長が呼び掛け
update 2003/7/2 12:42
【上磯・七飯・大野】上磯・七飯・大野3町による合併協議開始の意向を表明した上磯町の海老澤順三町長が1日、七飯・大野両町を訪問し、両町長に議論のテーブルに着くよう呼び掛けた。大野町の吉田幸二町長は受け入れの意向を明らかにしたが、七飯町の水嶋清町長は参加する考えがないことを示した。
市町村合併について、上磯・大野両町は従来から、合併特例法の期限となる2005年3月という時期にこだわらない姿勢を見せていた。一方、七飯町は各種財政優遇措置がある期限内での合併を目指し、6月30日、鹿部町との任意協を設立した。
この日、海老澤町長と会談した吉田町長は「3町での議論であれば、積極的に応じたい」と、申し入れを快諾した。
これに対し、水嶋町長は「特例法の期限内での合併が目標。鹿部町と立ち上げた任意合併協議会の議論を最優先したい。現状では3町での議論を新たにスタートするのは難しい」と述べた。
これら状況を踏まえた上で、本紙の取材に対し海老澤町長は「市町村合併については当面、3町の枠内での議論を中心に検討していきたい」と、慎重に答えた。
提供 - 函館新聞社
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