上磯町長が合併に前向き発言

update 2003/7/1 10:55

 【上磯】第2回定例町議会が6月30日、開会し、海老澤順三町長は市町村合併について「(是非は別として)七飯・大野両町と議論を進めたい」と述べ、近日中にも両町と話し合いの場を設ける考えを示した。

 小泉征男議員らの質問に答えた。

 海老澤町長はこれまで、「独立した自治体として、単独での存続を望む」という姿勢を取り続けてきた。また、町議会も昨年11月、「市町村合併に関する調査特別委員会」の報告として、「合併特例法の期限(2003年5月)にこだわる必要はない」との結論を出していた。

 今回、海老澤町長が他町との議論を始める意向をみせた背景には、国が市町村合併推進の姿勢を今まで以上に強め、道も各自治体に対して、できるだけ議論のテーブルに着くことを求めていることなどが挙げられる。

 これに対し、大野町の吉田幸二町長は「わが町の考えは単独での存続か、上磯・七飯・大野3町による合併のいずれか。3町での合併議論であれば、積極的に応じたい」と前向きに話した。

 一方、七飯町の水嶋清町長は「話があれば議論したい。ただ、われわれは鹿部町と任意合併協議会を立ち上げ、特例法期限内での合併を目指しており、時間的には難しい」と消極的な反応をみせている。

提供 - 函館新聞社



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