七飯、鹿部両町が任意合併協を設立

update 2003/7/1 10:54

 【七飯・鹿部】七飯・鹿部両町が6月30日、合併に向けた任意合併協議会を立ち上げた。同協議会は協議会本体を核に、幹事会や専門部会、分科会など、段階ごとに議論・作業を進め、具体的な合併の是非を探るとともに、各種事務事業の一元化業務を本格化させる。

 午後2時から七飯町役場で開かれた設立会合には、水嶋清七飯町長や松本豊勝鹿部町長など、協議会の委員、全14人が出席した。

 会長に就任した水嶋町長は「地方自治体にとって厳しい時代。住民が安心して生活を続けられるよう、力を合わせ最善の結論を導きたい」とあいさつ。副会長の松本町長は「合併は避けて通れない。(合併特例法の期限となる)2005年3月を視野に入れ、できるだけ早く法定協議会を発足させたい」と抱負を語った。

 同会規約を承認し、同会の幹事会規定案や予算案、事業計画案など、議案8件を可決した。

 また、事務局からは協議すべき事項の数が、合併の方式をはじめ新市の建設計画策定や名称選択、各事務事業の一元化など、現時点で27項目となることが示された。

 協議会は今後、月1回のペースで会合を持つほか、最も多くの作業量となる事務事業の一元化に向け、専門部会や分科会を随時開催し、対処するという。

提供 - 函館新聞社



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