道南母親大会で三浦光世さん講演
update 2003/6/30 09:26
第43回道南母親大会(同連絡会主催)が29日、函館市亀田福祉センターで開かれ、作家の三浦綾子さん(故人)の夫、光世さんが「今、平和を考えよう 妻・三浦綾子の作品によせて」と題して記念講演した。
「生命を生みだす母親は生命を育て 生命を守ることをのぞみます」をスローガンに毎年、開催。今回は午前中に子育てや環境問題などの分科会を実施した。
午後1時半からの講演で、三浦さんは「綾子は、戦時中に子供たちに軍国主義を教育していたことを悔やみ、終戦後、オホーツク海で入水自殺を図った。しかし、幼なじみに助けられ、聖書を読むことで生きる希望を見いだした」などと綾子さんの人生のひとこまを紹介。また、名作「氷点」誕生の思い出などをジョークを織り交ぜながら語り、約300人の聴衆を引き付けていた。
提供 - 函館新聞社
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