リングプルを集める佐々木さん
update 2003/6/29 12:11
函館市上新川町の「ささきクリーニング店」店長、佐々木潤さん(28)は、空き缶についているリングプルを集め、リングプル再生ネットワーク「プルネット」(高橋俊夫代表・本部江別市)に寄付を続けている。同ネットはアルミのリングプルと車いすを交換する活動をしている。ラジオでの紹介を聞いて同団体への加入をしたという佐々木さん。既に30キロを寄付しているが、今月中にもさらに60`あまりを贈る予定だ。
クリーニング店内に置かれたリングプルは1袋30キロにもなり、大人の男性が持ち上げるのも大変なほど。佐々木さんは「捨てるとごみだが、少しの差で資源になる。今では自分以外の人が飲んだ缶のリングプルを取るほど癖になりました」と話している。
車いす希望コースと寄付希望コースがあり、車いす希望では、600キロのリングプルをためると自走式一般タイプ1台と交換できる。寄付希望は、同ネットワーク加入の各社会福祉協議会に分けて分配され、車椅子との交換の助けとなる。
同ネットには、遠くは九州に及ぶ全国の900団体が、道南では鹿部町リサイクル協会や道教育大函館校、八雲町立浜松小学校など、約50団体が登録をしている。
提供 - 函館新聞社
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