ニヤマ温泉ホテルが家族風呂リニューアル

update 2003/6/26 12:16

 【七飯】有限会社・ニヤマ温泉スキー(難波節雄社長)が経営するニヤマ温泉ホテルの家族風呂が24日、バリアフリーの温泉としてリニューアルオープンした。専用の車いすを使い、座ったまま湯船につかることができるリフトをはじめ、ベッドを備えた休憩室などを新設。各種機材は難波社長が手作りしたといい、「家族やグループなどでのんびりと、源泉100%の自慢の湯を楽しんで」と呼び掛けている。

 同ホテルは5月、宿泊客が利用しない日中の時間帯を活用し、建物付属の温泉を家族風呂として、一般向けに開放を始めた。その際、車いす利用者やその家族などから「障害者は利用できるのか」という問い合わせが10件ほど続いたという。

 「障害者のニーズの多さに驚いた。しかし、障害者に対応できる温泉は少ないのが実態」と、難波社長自らが奮起。設備会社も経営する“キャリア”を生かし、荷物運び用の台車と、スキー場のリフトの座席を材料に、座席が取り外し可能な車いすを製作。スキーリフトのアーム部分などを使い、車いすの座席部分を吊り上げる専用リフトも作った。

 これに合わせ、施設内の各所にスロープを設置した。近日中には露天風呂へも出られるスロープも設けるという。

 料金は一般利用が1時間2000円だが、障害者を含む場合は同じ値段で1時間半に延長(人数制限なし)。ベッド付き休憩室も無料で利用できる。

 時間は午前9時から午後7時まで。利用は予約制で申し込み、問い合わせは同ホテルTEL65・9000。

提供 - 函館新聞社



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