千歳の逃走男道南へ
update 2003/6/25 11:11
【森】千歳市内で22日未明、建造物侵入の現行犯で逮捕された札幌市西区発寒1、会社員、斉藤健一郎容疑者(34)が連行中のパトカーから逃走した事件で、森署のパトカーが24日朝、森町内で同容疑者が乗ったとみられるワゴン車を発見、追跡したが見失った。道警は同日午後5時55分ごろ、同町内の鳥崎八景付近で乗り捨てられているワゴン車を発見したが、25日午前零時現在、同容疑者は見つかっていない。
ワゴン車が発見されたのは国道5号から2、3キロ入った、同町霞台の鳥崎八景付近の道道から林道をさらに300―400メートル入った場所。道警ヘリコプターが発見した。
道警などによると、24日午前7時25分ごろ、森署のパトカーが国道5号で、盗まれた同一ナンバーのワゴン車を発見し追跡。しかしワゴン車は猛スピードで国道278号に入り、砂原町方面へ逃走し、約10分後に見失ったという。また同日午後零時半ごろには、同町駒ケ岳の民家付近で、不審な動きをするワゴン車が目撃されている。
ワゴン車は同容疑者がパトカーから逃走した現場付近の自動車整備工場から盗まれた。同容疑者が乗り、逃走に使われた可能性が高いとみられている。
道警函館方面本部などは24日、捜査員約200人、車両約100台を動員して検問、捜索活動した。午後7時からは道南の宿泊施設やサウナ、JR、バス、フェリー、タクシーなどの捜索もした。25日も緊急配備を敷き、捜索に当たる。
斉藤容疑者の運転とみられるワゴン車が入った連絡を受け、森町役場では、同1時半と同7時25分、防災無線を通じ注意喚起や情報提供を呼びかける放送を流した。
提供 - 函館新聞社
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