湯川橋土地区画整理事業、近く着工

update 2003/6/24 10:29

 函館市は、懸案の湯川橋土地区画整理事業に本年度着工するための経費8100万円を、27日開会予定の定例市議会に提案する。今夏にも測量に着手、引き続き道路整備や支障物件の移転補償などを実施する予定。工事期間は2008年度までの6年間。湯川橋地区で深刻化する交通渋滞を解消するとともに、区画道路や下水道整備を通して生活環境の改善を図る。

 湯川橋地区は見晴公園通(市道)と産業道路(道道)の変則交差点などが原因で交通渋滞が慢性化している。

 地域商店街の保全を図りながら交差点を改良するためには、区画整理事業が妥当とし、昨年9月には市都市計画審議会が市の都市計画案に同意。市民への縦覧などを経て今年5月6日に道知事が認可、同23日には井上博司市長が事業計画決定を公告している。

 今後は、定例市議会に関係経費の補正予算を提案、議決を得た後、測量工事の発注は7月を予定し、8月にも着手する。また、今冬をめどに区画道路の整備や樹木・付属施設の移転などにも取り掛かることにしている。

 計画によると、同事業の施行地区は湯川町3丁目の一部約1・8ヘクタール。土地区画整理事業により、見晴公園通の整備、区画道路、下水道などを整備し、併せて宅地の利用増強により「良好な市街地の形成を図る」としている。事業施行期間は2015年度までで、このうち工事期間は本年度からの6年間。

提供 - 函館新聞社



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