チャレンジショップ3期生4店舗決まる

update 2003/6/24 10:28

 「はこだてティーエムオー」が運営する商業分野の起業家育成拠点「チャレンジショップ 大門屋」は7月1日、3期生が入居し、リニューアルオープンする。3期生は木工製品販売、自然素材を使った手作り雑貨販売、パソコンのリユース販売、パーソナルカラー診断・カラーセラピーの4店舗。同社では「特徴ある店舗がそろい、来店客も幅広い年齢層になるのでは」と期待している。

 木工製品販売の「わいどの木」(村口要太郎オーナー)は、青森ヒバを使ったテーブル、風呂用具、玩具など生活雑貨品を提供。土木資材販売から転職し、店長を務める最上健二さん(57)=函館市富岡町=は「防菌、香りなどヒバの良いところをPRしていきたい」と意気込む。

 手作り雑貨販売の「ののか」は、小亀出(いずる)さん(31)=船見町=が野山を歩いて描いた植物のポストカードや絵本、自然素材を使った商品などを販売。「くつろげる空間をつくり、手作りをじっくりみてもらいたい」と小亀さん。

 製菓会社の技術管理職を昨年、定年退職した坪内達雄さん(60)=花園町=は、趣味の域を超える知識、技術を生かし「パソコン便利屋 ハピネス」を出店。「パソコンのことなら何でも聞きに来ることができる店にしたい」と話す。

 カラーコーディネーターの正木麗子さん(26)=西旭岡町=が出店するのは「カラーサロン ウィスタリア」。スーツや化粧品選びなどに役立つパーソナルカラー診断に加え、心の悩みやストレスの原因などをさぐるカラーセラピーでは「自分探しをしている人にも来てほしい」と呼びかける。

 3期生の4人は、23日、接客サービスの講習を受けるなど開店に向けた準備を進めている。

 「大門屋」は、函館市松風町9の2階建て延べ300平方メートルの建物の1階スペースを低料金で貸し出し、経営や独立を支援。一昨年7月に開設し、1期、2期合わせて14店が出店し、市内の空き店舗に6店舗が独立開業。このうち大門地区には4店舗が店を構えるなど同地区の活性化にも一役買っている。

提供 - 函館新聞社



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