海水浴場水質、桧山はAA
update 2003/6/24 10:26
渡島、桧山両支庁は、本年度の海水浴場水質調査結果をまとめた。渡島管内は七重浜(上磯町)、折戸浜(松前町)がA(適)でほか4カ所がB(可)、桧山管内は全5カ所そろって最高ランクのAA(適)。すべての海水浴場に遊泳可能の“お墨付き”が与えられた。
調査は5月中旬に実施。大腸菌群数、透明度、油膜の有無などをAAからCまで4段階で評価している。
渡島は七重浜が昨年度と変わらなかったが、折戸浜は1段階ダウン。入舟町前浜(函館市)、石別(上磯町)がAAから2段階落としてB、湯川(函館市)もAから1段階落ダウンしBとなった。谷川(上磯町)は昨年度と同じB。評価が上がった海水浴場はなく、前年度3カ所あった最高位のAAがゼロになった。
渡島支庁は「船舶などの影響は否定できないが、数値の変化は天候や波の流れに左右されやすい。汚染度を示す化学的酸素要求量(COD)や大腸菌群数はわずかに増えただけで、遊泳に問題はない」(環境生活課)と分析している。
桧山はかもめ島(江差町)、元和台海浜公園(乙部町)、平浜(大成町)が前年度と変わらず同じAA。三本杉(瀬棚町)、ふとろ(北桧山町)は前年度から1ランクアップし、すべてAAとなった。
海開きは両管内のトップを切って、湯川が7月6日。開設期間も最も長く8月31日までの57日間を予定している。
続いて19日に七重浜、平浜、20日にかもめ島、三本杉、ふとろがオープン。21日には前年度、道南で利用客数最多の4万2000人を集めた元和台海浜公園と折戸浜、25日に谷川、石別、26日に入舟町前浜がそれぞれ開設する。
提供 - 函館新聞社
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