道南各地で3月中旬並みの暖かさ
update 2003/1/10 10:40
9日の道南地方は、南から暖かい空気が入り込み、各地で3月中旬並みの暖かさとなった。市内では晴れ間こそ見られなかったが、渡り鳥のコクガンがのんびりとえさをついばむなど、穏やかな冬の中休みとなった。
函館海洋気象台によると、太平洋側の高気圧から暖気が入り込み、道南各地で午前中から気温が上昇。松前で6・6度、江差で6・1度を観測したほか、函館でも午後3時前に5・4度まで上がった。
志海苔漁港では、12月にシベリアから飛来した天然記念物のコクガンが、うれしそうに海面を散策。干潮時には約30羽が飛来し、浅瀬のアオノリを突っついては、時ならぬ暖かさに羽を伸ばしていた。
同気象台によると、10日の渡島地方は、寒冷前線の通過で冬型の気圧配置になる見通し。予報は曇り朝晩所により一時雨か雪で、厳しく冷え込むことはないという。
提供 - 函館新聞社
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