奥尻で追悼「賽の河原祭」
update 2003/6/23 11:30
【奥尻】北海道南西沖地震災害10周年追悼「賽(さい)の河原祭」が22、23の両日、奥尻町北端の賽の河原で開かれている。初日は、島内の小学生193人全員による子供相撲大会ほか、恒例の灯ろう流しなどが行われ、島全体が祭りムードに包まれた。
同祭りは、毎年この日に行われている恒例イベントで、奥尻3大祭りの一つ。今回は、7月で被災から10年の節目を迎えることから、次代を担う子供たち全員の参加を得て、相撲大会を実施した。
子供相撲は午後1時半にスタート。小学校別チーム対抗の団体戦や、学年と男女ごとに分かれての個人戦が行われた。各取り組みとも、気迫のこもった熱戦が繰り広げられ、観戦する父兄らも、声を張り上げて熱心に応援していた。
このほか、特設ステージでの民謡ショーやビンゴ大会など、さまざまなイベントで盛り上がった。午後8時過ぎからはの灯ろう流しでは、海にたくさんの小さな明かりがゆらめき、幻想的な光景を見せていた。
提供 - 函館新聞社
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